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希望の給食―食と農がつむぐ自治と民主主義

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  • 東京都武蔵野市

    顔の見える手作り給食を公共の責任で

    都市部でありながら、長年こだわりの給食で知られる東京都武蔵野市。

    生産者との顔の見える関係にこだわった食材選びと、加工食品を排した手作り調理。

    民間委託ではない、市出資の財団のもとで、この味を継承している。

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    民間委託ではない財団方式で

    武蔵野市では2010年からの中学校給食の全校実施にあわせて、市の出資団体として「一般財団法人 武蔵野市給食・食育振興財団」が設立され、財団が市立小中学校の給食業務を担っている。

    全国的には人件費削減を主な理由に給食業務の民間委託が進められており、武蔵野市でも中学校給食の実施方法をめぐって検討がなされた。だが、民間委託では市の特色ある給食を守れない、との考えから財団設置が選ばれたという。設備から人材育成までを一貫した運営の下に置き、独自の安全基準のもと、「安全安心・こだわり・手作り」の学校給食を守っている。

    ●北原浩平さん(武蔵野市給食・食育振興財団 理事長)

    “多くの地域で同じように後に続く者、さらに進む者が出てきてほしい”

    給食・食育振興財団理事長の北原さんは、広く行われている調理業務の民間委託では、献立を作成する栄養業務と調理業務の実施主体が分離されてしまうところに難点がある、と指摘する。

    そこで武蔵野市では、両方を一貫して手掛けられる組織として財団が設立された。調理場の建て替えにあたって、現場の栄養士・調理師の声が設計に取り入れられるなど一貫性ある運営がこだわりを支えている。

    市出資の財団による給食は全国的に珍しいが、「多くの地域で同じように後に続く者、さらに進む者が出てきてほしい」と語る。

    ●文書化された「武蔵野市の学校給食」の指針

    市内には、校内に給食室を持つ単独調理方式、給食室のある学校が他校に給食を提供する親子調理方式、専用の調理場でまとめて給食の調理・配送を行う共同調理場方式の学校が混在する。

    食材選定や献立作成について従来はそれぞれの現場の栄養士の判断に委ねられがちであったが、財団発足が決まると、武蔵野市の給食はどうあるべきかという議論がなされ、食材選定の規格基準と献立作成・調理の指針が文書化された。

    《指針》では、「学校給食は教育活動の一環」との考え方のもと、規格基準に基づく安全性に配慮した食材選びと食材本来の味を大切にした調理が打ち出されており、そのための生産者とのコミュニケーションの必要性についても明記されている。

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